我々は子供たちにチームワークの重要性を説いているわけですから、まず自分たちが一枚岩にならなければなりません。
幸いうちのチームは、みなさん素晴らしいスタッフばかりです。先日のスタッフ会議(という名の飲み会)でも、ざっくばらんにいろいろな話ができました。やはり大人のチームワークが良くなければ、いいチームは絶対に作れませんからね。今後もみなさんと密なコミュニケーションをとっていきたいと思っています。
さて今日は、そのために私が日頃から心がけていることを、僭越ながら書かせて頂きます。
①「否定」しない
異なる意見・価値観を否定せず、まずは一旦受け入れるように努めています。
そのうえで何が一番ベターかを、ともに悩み考えるというスタンスです。
例えば、
子供は褒めるべきか、叱るべきか、お茶当番は必要か否か、投手の連投は是か非か、過保護過ぎる安全管理対策は是か非か、、、、。
このような議論をする際に、「相手を説得しよう」というスタンスで話をすると、勝ち負けを決める勝負みたいな議論にエスカレートし、結局平行線で結論がでないことが多いです。しかも一歩間違うと喧嘩デス。
信頼関係がしっかりしていれば喧嘩してもOKですが、現実的にはシコリを残すことがほとんどでしょう。あまり得策ではありません。
私が心がけているのは、
「自分VS相手」ではなく、「問題VS我々」という構図を作り、仲間なんだから知恵を出し合って一緒にいいモノを作っていこうぜ!というメッセージを相手に伝えることです。
お互い基本的なベクトル(子供のために)は一緒なわけですからね。目的は一緒で、手段を何にするか相談しているだけです。
否定せず、まずは受け入れ、そしてともに考えることが大事だと思います。
②「批判」しない
お互いの欠点やミスを批判しないように心がけています。
仮にそれがどんなにあり得ないような欠点やミスであっても、基本的には批判しません。
ボランティア組織でそれをやり始めたら、間違いなくチームが崩壊すると思うからです。
批判ではなく、自分が不足点をカバーすれば良いだけです。
(野球と一緒。ミスを批判するのでなく、お前がカバーをせよ。)
批判ではなく、相手の立場に立って、提案・助言をすれば良いだけです。
(仲間なんだから、助けてあげましょう。)
ボランティアはこれが基本です。
例えば、監督(私)が出席率の低いコーチに対して、
「なぜもっと参加しないんだ」
「私ばかり頑張っていて割にあわない」
「私もひとりのお父さんに過ぎないのに不公平だ」
こんなことを言い出したら、言われた方はやってられません。
そもそもスタッフをやらずに任せっきりのお父さんに比べたらよっぽど貢献してます。
参加率が低いから非協力的だみたいな言われは納得いきません。
だったら辞めてやる!でジエンドです。
繰り返しですが、ボランティア組織は「批判せず」「皆が感謝し合う」が大前提だと思います。
③「遠慮」しない
ボランティア組織でもうひとつ陥りがちなのが、意見はあるのだけど、大人の遠慮が邪魔をして意見をしない(できない)というパターンです。
「否定・批判しない」=「意見しない」となりがち。。。
特に物事に対しネガティブで、すぐに否定や批判から入るタイプの方は、トラブルを起こしたくないので「意見しない」というスタンスに振れることが多いようです。
そしてそのことを「ガマン」と表現し、ガマンが限界に達したり、何かきっかけがあったりすると「爆発」に転じる場合があります。
建設的に意見や議論が出来れば、そのような事にはならないのですがね。
したがって、「大人の遠慮はやめようね」「全然オレは言って貰ってOKだから」みたいな会話を日頃からすることで、風通し良く意見がしやすい雰囲気づくりを皆が心がけていく必要があると思います。
意見の伝え方に「配慮」は必要だけど、伝える内容に「遠慮」はあってはならないと思います。
④とりあえず飲むし!
大人の遠慮なく意見を交わすための前提は、そこに人間関係があることだと思います。簡単に言うと「お前、いいやつだな〜。一緒に頑張ろうぜ!」とお互いが思っている状態。
そのためにはとりえず飲むのが一番。
飲み会を軽視する人、職場でも最近多いですが、まじめな話、私はこれが一番重要だと思っています。
ビジネススクールの組織行動学などでも、まずはお互いの信頼関係を構築し、相手の心のレセプター(ふた)を開かせることが先であって、その前にいくら正論を説いたところで望むような結果は得られないといいます。
やっぱり飲み会デス。
とはいえ、みんな神様じゃないから、現実的には感情的にもなるし、不満や愚痴もありますね。
私もまだまだダメ。日々修業です(苦笑)。
最近、新しいスタッフが増えて、お互い大人の遠慮がまだまだあるけれど、徐々に信頼関係を高めていけると感じているし、きっといいチームワークを作っていけると思っています。
長文になりましたが、以上です。
(毎度、駄文でスイマセン)
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