2015年3月3日火曜日

走塁ミスは誰の責任だ?

少年野球に走塁ミスはつきものですね。

躊躇してスタートが遅れたり、逆に暴走してアウトになったり…

そのワンプレーで試合の流れを変えてしまうことはよくあります。

経験不足と言えばそれまでなのですが、何とかならないものか?

ミスをする一番の原因は、やっぱり準備不足だと思います。

アウトカウントは?
タッチアップ?ハーフウェイ?
ゴロはGOなのか?判断なのか?
牽制は何種あるのか?
野手のポジショニングは?

このようなことを常に意識していれば、多少なりともミスの数を減らすことができるハズなんですが…。

耳タコなほど言ってるんですがねえ。

いろいろな子がいますから…

びっくりするくらい何も考えていない子もチラホラいたりするわけで(ーー;)

でもその子を起用して勝たねばならぬのが、ザ・少年野球(^^)

んー、いつもながら難し過ぎる。

そこで考えました❗️

『ひとりの走塁ミスは、お前らチーム全員の責任だぞ。』

出ました!

必殺、悪しき体育会系の団体責任論(^^)

いやいや、違います。

走塁の大切さをチーム全員に知らしめる脅しデス(^^)


『みんな、ランナーに出れば緊張もするし、大事な場面なら頭も真っ白になるわけ。頭のキレる子、そうじゃない子、いろいろな子がいるわけだから、ベンチやコーチャーボックスから、みんなでランナーを助けるべきなんじゃないのか?』

『もしそのランナーが走塁ミスをしたら、そのランナーをミスさせてしまった周りの責任が大きい。』

『あいつのせいで流れが変わった…とか、そんな考えは絶対におかしい。』

『ベンチやコーチャーからは分かっていてもしつこく事前確認が必要だし、GO、ストップ、バックの声は、ベンチ全員が発しなければダメ。』

『それが勝つためのチームワーク。』

『それでもミスをするのが野球だから、その時は仕方ないわ。切り替えて次頑張ればいい。』



こんな話かと思います。

全員がこんな意識で動いてくれたら監督は不要ですね。

でもそんな理想的なチームを作ってみたい。

さっそく今週の試合から、全員で責任を取ってもらいましょー(^^)

無論、監督やコーチも含めた全員という意味デス❗️






2015年3月2日月曜日

【ミーティングメモ】メンタルトレーニング

先週のミーティングはメンタルについて、みんなで考えてみました。

春の大会へ向けた最後の仕上げは、

『心』かなと思ったので(^^)


どんな風に話をすれば響くかなとだいぶ迷いましたが、

冒頭、

『メンタルとは技術だ』

という話からまずは始めてみました。

『自分はメンタルが弱いからダメだ』

ではなくて、

『メンタルは、バッティングや守備と同じで、正しい努力をすれば必ず上手くなる技術なんだよ!』

という話。


子供はメンタルが弱くて当たり前。でも大人が無駄に『お前らはメンタルが弱い!』とダメ出しをして、子供たちにレッテルを貼ってしまうから、伸びるものも伸びなくなるんですよね〜。

だから、

『トレーニングを積めば、誰でも強くなれるんだよ!』

と、まずは子供たちの心にスイッチを入れてあげる必要があるかなと思ったわけで…。

響いたかは不明(ーー;)


では正しい努力とは何でしょう?

この日は小1時間しか無かったので、基本中の基本である『プラス思考』にテーマを絞って考えてみました。

『自分たちにコントロール出来ることと、自分たちにコントロール出来ないことを分けて考えよう!』

『そしてコントロール出来ることに意識を集中しよう!』

『では、コントロール出来ないことって何だろう?』

こんな感じです。




まあ、出来る出来ないは別として、コントロール出来ることと、出来ないことを認識することが第一歩ですかね。


そのうえで、

例えば雨の日。

『雨やまねーかな~、さみ~な~』

と思っても雨を止ませることは不可能。

であれば、

『雨が嫌なのは相手も一緒。』

雨の日は、

『下が緩いから、ライナー性、もしくはゴロ気味を狙って打とう。』

『ボールが滑るから、いつも以上にしっかりステップして投げよう。』

風が強い日は、

『フライを決めつけず、最後まで全員で追いかけよう。声が大事だ!』

みたいに考えるべきだろうね。


『これがプラス思考』


『勝つためには、どっちがいいのよ?』
『プラス思考に決まってるわな。』

『であれば、それを習慣にして、プラス思考の言葉が飛び交うような雰囲気をみんなで作っていきたいよな。』

そんな議論をしました。

言ってすぐに出来るようなヤツらではありませんが、小学生のうちから、こんな話を聞かせてあげることに意味があるかなと思ったりしながら。あくまで長〜い目で(^^;;


で、翌日の練習試合。

予報通りの雨でした(^^)


試合中、サードを守るH君に、

『雨どうよ!?』

と振ったら、両手を広げて、

『雨、気持ちいいでーす!』

と返ってきました(^^)

『おまえ、頭大丈夫か?』

と言ったら、ニッコリと笑ってくれたので、とりあえず意識付けは成功か?(^^)

まあ、時間かけて、根気強く付き合っていきたいと思います。

最後に、

『いいか、お前ら!相手にキモいチームだと思わせたら勝ちだ。二小クラブは、日本一キモいチームを目指すぞ❗️』

と訳の分からないことを指示を出して締めくくり(^^)

どこまで殻を破れるかな?

がんばって頂きましょー。