2013年8月28日水曜日

あいさつは心と心をつなぐ架け橋

二小クラブの子供たちへ


二小クラブ心得のひとつ目は、

『心のこもったあいさつを忘れないこと』

だよね。

朝の集合のとき、みんなで元気に唱和しているけど、

みなさんはしっかりと心のこもったあいさつが出来てますか?(^^)


そもそも、

あいさつって何でしなくちゃいけないんだろう?


やらないと大人に怒られるから、仕方なくするものなのかな?

ちがうよね…。

怒られるから仕方なくあいさつをしている子は、きっとなぜあいさつが必要かをわかってないんだと思う。


あいさつには、君たち自身を幸せにしてくれる魔法があるんだ。


今日はそんなあいさつの魔法について、ちょっとだけお話します。


さて、君たちが、お友達や近所の人に、元気に明るくあいさつをしたときのことを思い出してみて欲しい。

少しはずかしいけれど、でも何だかちょっといい気分にならなかった?

そこにあいさつをすることの大切な意味があるんだ。


そのときに君が発した言葉は、

『おはよう』『こんにちは』『さようなら』『よっ!』『じゃあな』

たったそれだけだったかもしれないけど、

実はその言葉の裏側には、

『僕は君の仲間だよ!』
『今日も仲良くしようね。』
『今日はありがとね。』

という仲良しだよ~というメッセージ込められているんだ。

もし君があいさつをせずに無言でいると、

この人は僕のことがキライなのかなあ?

って相手は思っちゃうかもしれないよ。全然そんなことないのにさ。

それって、すごく損なことだと思わない?

それから、

人はひとりでは生きていけない生き物なんだ。

家族、友達、近所の人など、仲間同士で助けあって生きている。

助け合いとは、

君が誰かに助けてほしいときに気軽にお願いできたり、

逆に誰かが困っているときには、君から手をさしのべてあげたり、

そんな関係のことだと思うんだ。

もしご近所さんと普段からちゃんとあいさを交わしてしたら、

極端な話だけど、大地震でお母さんが家にいないときに、ご近所さんは君のことを心配して助けてくれるかもしれないけれど、

普段からあいさつをせず無視をしていたら、君のことを心配してくれないかもしれないよ。悲しい話だね。

もしちがうクラスの子でも、普段から君に笑顔であいさつをしてくれていたら、その子が自転車のカギを落として困っているときに、一緒に探してあげようという気持ちになるんじゃないかな。

でも普段から無視されてたら、まあいいか!って君は無視しちゃうかもしれないよな。それって良くない関係だと思わない?

もう分かるよね。

あいさつは、人と人の心をつなぐ大切な架け橋なんだよ。

君がみんなに笑顔であいさつをすることで、

君が困ったときに周りは助けてくれるかもしれないし、

逆に君は困っている人を助けてあげられるかもしれない。

ひとりぼっちはさみしいよ。

人はみんなと心がつながってるから幸せになれるんだ。


そのための第一歩、それがあいさつをする本当の意味なんだ。


だから監督、コーチは君たちにしつこくあいさつをしなさいって言うわけ。

だってみんなに幸せになって欲しいからね。


それから最後にひとつだけ。

あいさつは、自分から先に声をかけること!

笑顔でね(^^)

あいさつをされるのを待っていて、それに答えるだけなのは、ただの『返事』だよ。

自分から先に、

『君とは仲良しだよ!』

と笑顔でメッセージを送ろう!


世の中のルールだから、仕方なくあいさつをするみたいなのはまったく意味が無いし、

声をかけられたから、仕方なくあいさつするみたいのも全然意味がないよ。


これが魔法をかける一番のコツだから、よく覚えておいてね^_-☆



次回は二小クラブ心得の二つ目、

『親しき仲にも礼儀あり』

についてお話をしたいと思います。
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2013年8月24日土曜日

外野手のコミュニケーション

今日の練習で4年生の外野手たちに教えたこと。


①センター、レフト、ライトは、守りながら都度3人で会話をして、自分たちでポジショニングを決めること。

②その際、会話のリーダーはセンターが務めること。

③ライト、レフトは、センターに呼ばれてから振り向くのではなく、自分から気を効かせてセンターへアイコンタクトを向けること。


こんな感じで、午後イチにケース練習をやり、夕方に練習試合をやったのですが、

いやいやビックリ、結構できるんだね。


センターの子は元々センスが良くて、打者のスイングを見て、的確に守備位置を変えられるのですが、

それを自分だけではなく、周りも動かせるようになればサイコーでしょ。


まだ4年生なのにスゴイ!


ちょっと今日は感動しました(涙)









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2013年8月14日水曜日

神戸の学童野球チームに体験参加!

こんにちは。

いやー、今年の夏は暑い!

週末のグランドは命がけですわ(^^;;

皆様、熱中症に十分注意して、野球を楽しんでくださいネ。

さて今年の夏休みですが、8月上旬に関西へ家族旅行に行って参りました。

USJ、海遊び、ほっともっとフィールドでの野球観戦&花火観賞など、楽しい夏の思い出がいっぱい出来たのですが、




その中でも一番私が衝撃を受けたのが、神戸の学童野球チーム、小部東アローズさんの練習に息子と参加させて頂いたことです。





家族旅行まで野球かよ!!

とみなさんに驚かれますが、

いいんです!

娘二人とカミさんはドン引きですが、ここだけは譲りません^_-☆


というのも、以前から一度でいいから関西の学童チームの練習を見学したいと思っていました。関西の中学、高校が強い理由は、きっと学童に理由があるハズ…。百聞は一見に如かずですからね(って理由になってませんか?)

暑くて熱い関西遠征でした(^^)


では本題に入ります!


現地到着は日曜の昼過ぎ…。

到着するなり、清原かよ!と思われる巨漢のコワモテGMに笑顔でお出迎え頂き、

若干ビビる息子に無理矢理ユニフォームを着させ、

いざ練習開始です!


このチーム、結論から言うと、まさに僕が理想とするような素晴らしいチームでした。


まずはボール回し。




場の空気が全く違います!

簡単に言うと声が半端ない。

もう少し具体的に言うと、

全員がひとつのボールから目を離さず、

気を抜いたプレーがあればすかさず野次が飛び、

逆によいプレーがあれば、みんなでそれを褒めてあげる…。

まるで強豪高校のボール回しを見ているようでした。

シートノックも全く同じです。




二小クラブのノックは、自分以外のところにボールが飛ぶと、他人事のような顔をしている子がまだいっぱいいます。でもアローズは違いました。みんなでひとつのボールを守ろうという気持ちがビンビン伝わってきます!

うちの子達、何度も注意していますが、中々変わりませんね~。

何が違うんだろう…。

ずばり、

徹底力の差です!

アローズのコーチは、気を抜いた姿勢を流しません。もしそのような姿勢が見受けられたら即プレーを止め、デカい声で指導を入れます。この空気感、テンポ感が、練習にいい緊張感をもたらし、結果的に子供たちの思いっきりの良いプレーを引き出しているように感じました。

うちのチームの子供たちも、散々その重要性は言われてますから頭では分かってます。ただ場の雰囲気が全く違うし、イメージも無いから、現実に甘んじているだけでしょう。同じ子供ですからねー、やれば絶対出来るはずなんです。まして声を出すだけのことだしね。

あとはスタッフが元気(^^)

とにかく、明るくて、面白い!

大人の楽しそうな雰囲気が、確実に子供たちに伝播してます。スタッフはある意味厳しいのですが、子供たちの目はキラキラしています。

あまり難しく考えることないよな。

野球は楽しく、バカになってやろー(^^)

要はそういうことですわ。

一番感じたことはココです!


そして翌日。

コワモテGMに(笑)、おいしい韓国料理をご馳走になりました。





家族も一緒にネ^_-☆





ここでもアローズさんの素晴らしさを沢山学ばせて貰いましたヨ。

やはり一番は、みんな仲が良いということ。

絶対的なGMがグランド外のことを一手に引き受け、スタッフは子供の指導に集中しています。人望が厚く、信頼関係が半端ない。恐らくその雰囲気が、保護者、子供に自然と広がっています。

環境も素晴らしいですね。終日使えるグランドが2面あり、鳥かごやマシンも完備。夏休みは平日も練習が可能です。富山県からわざわざ合宿にくるチームもあるのだとか。

環境はすぐには真似出来ませんが、この環境も与えられたものではなく、GM中心に自らグランドを作り、全て手作りで少しずつ用意したもの。要は熱意以外の何物でもありません。

東京で同じ環境作りは物理的に不可のですが、同じ熱意ならば持つことは出来ます。今回の遠征で僕が一番学んだことは、まさにそのことです!

いやー、本当に勉強になりました。

改めてアローズの皆様に心から感謝です。

神戸で学んだことを、惜しみなく東京でパクらせていただきますね!^_-☆

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