2011年12月22日木曜日

学童野球の指導目的(その4)

『礼儀を教える』

二小クラブ心得の中に、「親しき中にも礼儀を忘れないこと」という一文があります。

礼儀、大事ですよね。
では礼儀って何なのでしょうか?

これも挨拶と同じで「自然なありがとう」を笑顔で言えるようになることだと私は考えてます。

そして子供にとって一番親しい人は、親や兄弟ですから、まずは家庭内で自然な「ありがとう」を言えるようになることが大事だと考えています。

そのためには、親が子供にありがとうを沢山言うべきですね。

罵声を浴びせられて育った子は他人に罵声を浴びせ、批判されて育った子は他人を批判する。逆に笑顔のありがとうを沢山貰った子は他人にも沢山ありがとうを言えるようになる。人間って、そういう生き物だと思うからです。

親が子供にありがとうを言えば、子供からも自然とありがとうが返ってくるし、自然と外でもありがとうを言えるようになってくれると思います。


さてグランドはどうかと言うと、

うちのチームでは、例えば親御さんに差し入れを頂いたとき、全員で整列し声を合わせて「ありがとうございました!」とやります。

始めて見た時は、凄い違和感でした。でも今は意識付けという意味で必要だと理解してます。

ただそれと並行して手渡しで差し入れを頂いた際に、「ありがとうございます」を目を見てちゃんと言えてるか、そこをしっかり見てあげなくてはいけないんだろうなと今書きながら思いました。

グランドに一礼、ノッカーに礼、チームにはいろいろなお作法がありますが、それもただのお作法で終わらず、そこに心を込めなきゃですよね。

時間がかかりますが、卒団するまでには、その大切さを分からせて送り出してあげたいものです。

最初は強制、少しずつやれるようになってきたら褒めて伸ばす、そしていつの日にか主体的に。

長〜い目で見守ってあげたいと思います。


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