2012年5月24日木曜日

指導スタイル論争!(前編)

野球の指導方法には、大きくふたつの流派があるように感じます。

ひとつは、楽しく野球をやろう!褒めて伸ばそう!という流派(便宜上、エンジョイ流派とします)。

この流派の指導者は勉強熱心な方が多く、最新のスポーツ心理学やコーチング技術を学び、科学的根拠に基づき指導に努めようとします。私もどちらかと言えば、いやかなりな感じでこのエンジョイ流派に属しています(^^) アマチュア球界を中心に、エンジョイ流派で成功している指導者は増えてきているように感じます。

もう一方は、日本の伝統的体育会スタイルを是とする厳しい流派(便宜上、スパルタ流派とします)。

この流派の指導者は、過去の成功モデル(甲子園の名将とか)を参考にしたり、自分が現役時代に受けてきた指導などをベースにご自身のスタイルを確立されているように感じています。ベテラン指導者の場合、自分自身の成功体験もあると思います。プロ野球では星野仙一監督みたいなこわ〜い監督さん(^^)

さてこれって、どちらが正しいのでしょうか?

これは指導の現場では永遠のテーマみたいなもので、両派譲らぬ議論が度々交わされます(^^;;

私はこの議論、いつも困るんですよね〜。

なぜなら、どちらの流派にも成功モデルが存在するためです。ここで言う成功とは、野球の結果のみならず、選手と指導者の絆なども含んで言ってます。厳しい指導は時代遅れ!古い!などとよく言われるわけですが、それで上手くやられている監督さんもいまだにいらっしゃるわけで、どうも腹落ちがしないんです。

私は困った挙句、成功している指導者はいずれも選手に対する並々ならぬ愛情に満ちていることが共通点だ!優しいとか厳しいとかは、表面的な方法論に過ぎない!と結論付けてきました。

逆に困った話ですが、

ただ甘いだけのエセエンジョイ指導者や、ただ厳しいだけのエセスパルタ指導者が存在していることも事実かと思います。

このような指導者は、自分が厳しく言えないから甘いとか、自分がイライラするから厳しいとか、極めて自己中心的な理由で指導スタイルが成立しているにも関わらず、それを正当化するうまい理由があったりするもんだから、エセも本物も、ごちゃまぜに同じ人種にカテゴライズされたりするわけ。これが議論をややこしくするんです。

というわけで、こんなマトリックスで簡単に整理してみました(^^)







3番、4番のボックスはダメ指導者で、1番と2番のボックスがいい指導者です(^^)

ここで再び疑問が湧きます。。

結局俺は1番、2番のどっちらの路線でいけばいいんだ??

ここ、すごく重要なポイント。

うちのチームの子が相手だったら1番の方が良さそう、でも自分が横浜高校みたいな強豪校の監督なら2番でもいいかも(^^)

いや自分のキャラを活かすなら、横浜高校でも1番がいいかも?

いやその時々の集まった選手たちの性格にもよるんじゃないかな?

いやいや、どっちとかじゃなくて、ミックスするのがベストなのでは?

などなど。

勝手な妄想、スイマセン(^^)

まとめると、ケースバイケースの判断が大事だし、一概にどちらが良いとも言えないし、どれが正解とも言えないから、やりながら模索せよ!ってことかなと。少なくとも、こうやっていろいろ悩んでいれば、何も考えてない人よりはましかな、、なんて思ったり。

と、ここまでが昨日までの私です。

ところが先ほど読んだ本。目からウロコでした!

自分のあるべきスタイルが少し見えた気がします!

そのお話は長くなりそうなので、次回にじっくり書かせていただきます(スイマセン)。

グダグダな文章、失礼しました。


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