2012年5月2日水曜日

中継プレーが決まったぞ!

先日の低学年大会は、ブロック最強チームに1対16で大敗してしましました(涙)。
ただチームとしては、非常に収穫を得た嬉しい1戦だったんです。

それは何かと言うと、この試合に向けて練習してきた中継プレーが見事に決まり、何とバックサード(レフト→ショート→サード)でアウトを取ったんです。

そもそもは、相手チームはスタメンが全員4年生で、うちは3年生がスタメンに5人もいるチーム。数少ない4年生も実力的には相手チームに若干見劣りする状況下で、戦前よりワンサイドゲームはある程度想定はしていました。

したがって、外野を長打で抜かれることを前提とし(子供にそこまでは言いませんが)、「勝敗も大事だけど、とにかく中継プレーをしっかりやってみようぜ!」と子供たちに伝え、じっくり時間を取って練習をしてみました。

大敗して凹んで終わるよりは、何かひとつでも達成感を味合わせて終わりたいなと。

転んでもタダでは起き上がらない作戦です(笑)


この試合へ向けて練習でやったことは以下の2点のみ。


①フォーメーションを学ぼう
まずはケースに応じた各自の基本的な動き方をホワイトボードと実践でレクチャーしました。低学年の子は、そもそも動き方が分かりませんからね。座学と実践の合わせ技の方が定着が早いかなと考え両方やってみました。

②声を回そう
バックサード、バックセカン、バックホームなどの声を全員で出す練習を繰り返しました。例えば、左中間を抜かれたときにライトやファーストの子がちゃんと声出せているか?そのような事を実践練習を繰り返しやりながら教えていきました。出来なかった時は、それを気づかせるために指摘はしますが、むしろちゃんと出来たときを見逃さずにしっかり褒めることを特に重視しました。うちのチームは1塁の女の子が非常に元気があり頼りになるので、「◯◯ちゃん、頼むね!」などと期待を伝え、期待に応えてくれたときは「さすがだね、次も頼むよ」などと声掛けをするようにしました。声リーダーがひとりいると、随分と雰囲気が変わりますからね。

おかげさまで、即席感は満点ではありながら、ぼちぼち練習では中継が決まるようになり、子供たちには「これを本番で決められるかな〜、頑張ってみようぜ!」などと伝えておきました。


そしていざ本番。

予想どおり、いつもに比べ外野にボールが飛んでいきます(涙)。ただあらかじめ意識付けをしていたお陰で、普通だったら長打を打たれてショックを受けるんでしょうが、この日は「お、練習と同じ球がきたぞ!」「よっしゃ、練習の成果を本番で試すぞ!」という雰囲気があったように思うのは監督の自己満足かな(笑)

でもみんな結構ちゃんと動いていたし、バックサードで刺したプレーは、バックホーム体制からの「バックサード!」への切り替えでしたので、確実に周りの子たちの指示の声がなければ、アウトは取れなかったプレーだと思うんです。ナイスプレーでした。

あとはこれを継続できるかですね。

本番で中継の大切は実感してくれたと思うので、今後の練習にも熱が入るんじゃないかな。やっぱり実戦での成功体験って重要ですよね。

ちなみに1対16にも関わらず、子供たちは最後まで一生懸命戦ってくれました。声だけは相手よりも出ていたんじゃないかな。「勝っても負けても、常に全力でプレーできるチームは格好いいと思う」「そんなチームを目指そうぜ」、「今日はみんなそれが出来てたよ」、子供たちにはそんなメッセージを最後のミーティングで伝えました。






 



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