その中で「挨拶」についてお話しがありました。
「挨拶」という言葉は、
「挨」 開く
「拶」 迫る
という語源があるらしく、
「相手の心を開き、お互いの距離を縮める」
「お互いが押し合う(与えあう)」
そんな意味があるそうです。
野球はチームスポーツですから、お互いの信頼関係がとても大切ですね。相手の心を開き、自分も心を開き、お互いが影響し合ったり助け合ったり…。
野球に限らず、仕事でも地域のコミュニティでも、僕たちはひとりでは生きていけず、周りの人たちと支えあって生きていますから、やはり共に心を開き合えるような関係作りが必要…。
そのための第一歩が、
「今日も1日よろしくお願いします」
「今日も1日ありがとうございました」
「いつもありがとうございます」
そんな気持ちを込めた「おはよう」や「さようなら」なのかなと思いました。
私個人的には、整列をして軍隊のように挨拶することは好きではありませんが、日本野球の文化ですし、意識付けや習慣付けにはなるかなと思い、一応やらせてはいます。
ただ一番大切なことは、グランドを一歩出たときに、近所の方や知り合いの人に、気持ちの良い挨拶を出来ることだと思います。
子供の中には、
「挨拶なんて意味なくね?」
「なんで挨拶は必要なんですか?」
そんな疑問を感じる子もいると思いますし、今は本当の意味で大切さが分からないかもしれませんが、
いつの日にか「そういえば監督がこんな事を言ってたなあ」と思い出して貰えたらいいな…。
そんな思いを込めて、伝え続けていきたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿