先日の葛西大会Cリーグ準決勝、葛西ファイターズ戦。
ベンチスタッフが少なかったので、久しぶりにお手伝いスタッフとして、低学年のベンチに入りました。
この試合、序盤は強豪相手に互角の戦いでしたが、中盤以降にフォアボールとエラー絡みで失点し、そこから一気にリズムを崩しワンサイドで負けてしまいました。
低学年あるあると言えばそれまでですが、ミスが続き、中盤からは声も出なくなってしまいましたね。そこまで実力差は無かったと思うだけに、とても勿体ない敗戦でした。
試合後のミーティングは、
最後まであきらめるな!
もっと強い気持ちを持って戦おう…。
月並みですがそんな内容となりました。
で、思ったこと。
低学年の子たちは、
野球を知らないがあまり、大勢に影響がないような、とるに足らないミスにいちいち凹んでいるんですよね。
例えば序盤の1失点など、いくらでも挽回するチャンスがあり痛くも痒くも無いのですが、この世の終わり?と思うくらい悔しがっている(^^)
例えばフォアボールを出して1塁に行かれたら、今のレベルであれば99%の確率で2盗を決められてしまうのに、ピッチャーが無駄にがイライラしている。で、連続フォアボールで自爆の悪循環(≧∇≦)
例えばランナー3塁の守備で定位置を守る場合は1点覚悟の作戦なのに、得点されてやはり凹んでいる。
ベンチからは、
まだ序盤だから気にするな!
とか、
切り替えて!切り替えて!
とか、コーチ陣が声をかけるのですが、途中からは戦意を喪失して声も出なくなってしまいました。
これ、単純にメンタルが未熟なだけでしょうか?
確かにそれもあるとは思いますが、
根本原因は、野球の試合のセオリーを理解していないことかなと感じました。多少ミスや失点があっても、結果的には試合に勝てるんだ…というイメージがあれば諦めないんじゃないかな?
したがって僕らスタッフは、単にメンタルの問題だけで済ませるのではなく、野球のセオリーや考え方を地道に教えていかなければならない。
『ランナーを3人出してもホームを踏ませなければOKなんだよ。』
『2者連続フォアボールでも、そのあと抑えれば100点満点だよ。』
『失点はあるもの、前提と考え、点を取られたあとに最少失点で切り抜けられるか、そこからが本当の勝負なんだぜ。』
こんな話を繰り返し伝え、かつ実際の試合で体感させていこう。
試合を点で捉えるのではなく、トータルで考えられるようになったら、すごい成長ですよね。
これは野球に限らず、いろいろなことに通じる考え方だと思うので。
低学年はみんな一生懸命で気持ちがいい(^^)
いい野球人に育ててあげたいな。
スタッフ陣、ガンバロー!
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