2015年1月14日水曜日

2015年シーズン始動!番外編?

3連球番外編です(^^)

3連球の2日目にチーム練習を中抜けし、前田先生のベースボールパフォーマンスセミナーへ参加して参りました。



テーマは打撃指導。

前田先生の打撃講習は、これで3回目の参加になりますが、毎回新たな気づきがあり、大変勉強になります。

詳しくは文章力の限界があるので(涙)、ここでは総論的なことだけを書かせて頂きます。


さて、皆さんは、子供たちにこんな教え方をしてませんか?

開きが早い子に開くなと言う…。
コネる子にコネるなと言う。
突っ込む子に突っ込むなと言う。
ヘッドが下がる子にヘッドを立てろと言う…。
ポイントが近い子に前で打てと言う。
ドアスイングの子に内側から出せと言う…。
手打ちの子に体を使えと言う。
フォローが小さい子にフォローをデカくと言う。

などなど。

私はこの手のアドバイスは、ほぼ意味が無いと思ってます。

なぜなら、

コネたり、開いたり、突っ込んだりという事象は、その事象が生じる原因動作の結果に過ぎないため、原因動作を正さず結果のみを正そうとしても物理的に無理だからです。むしろ、それを無理矢理やると、一層ヘンテコリンなとんでもないスイングになったりします。

私自身が何度も現場検証済みですから間違いありません(^^;;

ではどうすれば良いか?

コネたり、開いたり、突っ込んだりする原因動作を正しく見極め、そこを矯正すれば、必然的な結果として理想的なスイングになる…これが前田先生の基本的な考え方だと理解しています。細かく言えば、原因動作の更に原因動作があり、更に更に…とまあ、要は全ての動作は一連の動きで繋がっている訳ですから、言われてみれば当たり前のことかもしれません。

この因果関係の連鎖は、先生の書籍を熟読すれば、有る程度理解することは出来ます。




ただし、ここからが大変…。

原因動作を見極め、そこを矯正すべくアドバイスすれば、打ち方は良くなるのか?

残念ながら、ならないことの方が多いんです。私はいつもここで行き詰まります。

なぜかと言うと、原因動作を改善しようとしても、身体が硬かったり、弱かったりで思うように動いてくれないからです。

もしくは、仮にパーツの柔軟性や強さがあっても、それを連動させる部分(主に体幹など)に問題があると、やはり身体を上手く使うことが出来ないようです。

小さい頃から遊びの中で様々運動を経験してきた子は比較的身体の機能が発達していますが、現代っ子は環境の影響で必ずしもそんな子ばかりではありません。

つまり根本原因である身体の機能改善をしないと、中々問題解決には至らないという壁にぶち当たるわけです。

ではどんなドリルやトレーニングをやれば良いのでしょうか?

それは当日購入したこちらのDVDの中に答えがあります(笑)



残念ながら中身は秘密(^^)

ということで話をまとめると、

①コネる、開く、突っ込むなどの事象が生じるメカニズムをまずは理解すること

②そしてその根本原因がどこにあるかを見極める眼力を身につけること

③更にその根本原因に対する処方箋が、単なる動作改善で足るのか、身体機能改善まで必要なのかを見極めること

④最後にその処方箋の伝え方が実は一番大事(この話はまた後日)

こんな指導スキルを身につけられて、初めていい指導者と言えるのかなと今は思っています。


誤解のなきよう念のための申し上げますが、うちのチームは超貧打線ですので、私はダメ指導者代表です(涙)
結果が伴ってませんから、実力不足は認めざるを得ません!

恐らく、原因動作の見極めも不十分、それに対する処方箋も甘々。まだまだ日々修行、野球はまだまだ深いです。

というわけで、地道な勉強と現場検証を繰り返すしかありませんね。先が長いです(^^;;









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